カシミールのギルギットの北方約20Kmにあるストゥーパの址より発見された法華経梵文写本で、5・6世紀頃の書写とされる。日本の著名な仏教学者、渡辺照宏(1907-1977)氏により編集され、第１部は写真版、第２部はローマ字テキストである。
ヘンドリック・ケルン(Hendrick Casper Kern 1833-1917)氏と南條文雄(1849-1927)氏により編纂された校訂本(Bibliotheca Buddhica)の頁と行数が付記されていて、研究者のための便宜が計られている。　
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